介護士が起こした事件について思うこと

介護士の起こした事件


こんにちは、HSP介護士のtomiです


介護現場で起こる事件が後を立ちませんね

暴行や窃盗、命を奪ってしまった事件もありました


被害に遭われた方やそのご家族のことを思うと

とても悲しいです、胸が締め付けられます


加害者とされる介護士に一体何があったんでしょうか・・


介護はサポートを必要とされる方と向き合う仕事です


きっと最初は

誰かの役に立ちたいという熱い想いがあって

介護の仕事を始めたんじゃないかと思います


それがなぜこんな結果になってしまうのか・・

介護現場のリアル


私は高齢者介護の経験しかないので

身体障害、精神障害などの分野については

詳しくわからないのですが


介護の世界に

夢や希望、熱い想いや理想の介護

とかを持ち込むと

あとで自分が辛くなります


大規模な施設とかだと

現場は常に人手不足で

入所者一人にかかりきりにはなれません


もっと関わってあげたい

もっと話しがしたい

でもできない


そんなジレンマが

優しい介護士さんのやる気を奪っていくのでは?


HSPの介護士さんならば

なおさら苦しいかもしれません


他の人が気づかないことも気付いてしまうから


私が訪問介護へ移ったのもここが1番の理由です


それに職員は女性が多く、人間関係なかなか難しいです

癖のある職員もいるし

場所によっては陰湿ないじめのようなこともあるとか


あと、入所者から叩かれる引っ掻かれる暴言を吐かれる

などもよくあります

セクハラ的な言動もあります


入所者家族からのクレーム、仕事の多さ、パワハラなどもあり

3Kどころの騒ぎではありません


それでいて低収入


加えて今はコロナ対策でピリピリ・・


そんなイライラモヤモヤは

介護士を加害者にしてしまう原因の

一つになることもあるのではないでしょうか?

介護士による事件をなくすには


介護士を取り巻く環境が悪いからと言って

事件を起こした介護士を擁護するわけではありません


ほとんどの介護士は

イライラしても

入所者に手を出すことなんてないです


ありえないです


その最後の一線を超えた理由は何か?


周りの環境なのか、元々の本人の性格気質なのか・・


こう言った事件は、判決が下っておしまい

というものではなく

社会全体で考えていかなくては

この先もまた同じような事件が起きるのではないでしょうか


私のような、いち介護士が

偉そうに語ることではないかもしれないけど

こうなって欲しいな~と思うことを挙げると


①待遇改善

②業務の分業制

③人材確保

④メンタルケアの充実


があります


全てすでに行われていることですが、

まだまだ足りないです


特に④のメンタルケアについては

ほとんど周知されていないのが現状かなと



自分の心を犠牲にして

他の誰かを助けるのって

辛くないですか?

そのうちどこかに歪みが生じませんか?


辛い時は、カウンセラーなど第三者に話を聞いてもらえたら

少し楽になるんじゃないかなあ


介護に関わる人みんなが幸せでないと

悲しい事件はいつまでもなくならないですよね


こうやって発信することで

少しでも沢山の人に

介護の世界を知ってもらって


社会が変わっていく

きっかけになってくれたらいいなと思います


そして

自分は自分のできる範囲で

介護士として

真摯に

利用者さんと向き合い続けたいと思います

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